理想と幸せの違い
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こんにちは。コクトーです。
この記事を書いているのは1月の後半なのですが、
今年の冬(2018年)はとんでもなく寒いですね。
温かいココアを飲みながら、暖房効かせた部屋でキーボードをカタカタやっております。
さて、今回は自分の幸せを考える上で、大事だなーと思うことを書かせてもらいます。
あなたは、「理想の自分を思い浮かべて下さい」と言われたら、どんな状態の自分をイメージしますか?
・いつも笑顔で明るく、周りに元気を与えている自分。
・仕事でバリバリ結果を出して、上司や部下から一目置かれている自分。
・素敵な異性と付き合って、仲良くデートしている自分
・不労所得を得て、南国のビーチでバカンス三昧の自分
など、色々ありますよね。
でも、ある時ふと気がついたのですが、
これって、
自分自身を外側の視点から観たイメージですよね?
言い換えれば、他人目線から見たイメージとも言えます。
でも、現実的に一人の内面を考えてみると、
笑顔で明るく振舞っているけど、内心はすごく緊張していたり、
仕事で結果をだしているけど、いつも仕事のことが頭から離れなかったり、
パートナーに嫌われるのが怖くて気が気でなかったり、
バカンス三昧だけど退屈でしょうがなかったり、
など、とても充実しているとはいえないかもしれないわけです。
外面と内面のギャップですね。
これって、かなり頻繁に、しかも無自覚に陥りがちな罠だと思うんですよ。
目標は達成したのに、こんなはずじゃなかった!ってやつですね。
ひどい場合だと、思い描いていた理想を何十年もかけて目標を達成したのに、充実感はすぐに消え、たいして幸せにはなれなかった、ってこともあるでしょう。
理想を達成したのに幸せではない。
つまり、理想と幸せは違うものなんだ、と言えます。
もちろん、理想や夢を持って、それを達成することがいけないというわけではありません。
ただ、幸せとか自分にとっての成功というのは、案外素朴なもので、普段の生活の中にあるものかもしれません。
だったら、それを基準に自分にとっての理想や夢を決めればいいわけです。
例えば、イチローが小学生の頃から明確に目標を持ってプロ野球選手になろうとしていたのは有名な話ですが、だからといって、
「プロ野球選手になれば俺は幸せになれるんだ!」と思いながら目指していたわけではないと思うんです。
もちろん必死だったでしょう。
でもおそらく彼は、野球そのものが楽しかったはずです。
そして、その延長にたまたまプロ野球選手があっただけではないかと思うんです。
僕はイチローに詳しいわけではないので、詳しいことまでは分かりませんが、
40台になってもメジャーで活躍し続けるのは、好きじゃないとできない。
言い換えれば、野球をすることそのものが幸せでなければとても続かないと思うんです。
だから僕達も、何かそれっぽい理想をただ掲げるのではなく、
自分はどういう時に幸せを感じるのか?
今まではどうだったのか?
を一度考えた上で、
その状態をより長く続けられるような現実を創る努力をした方がいいと思います。
何でこんなことを書くのかといいますと、
僕は目標設定というものがどうも苦手で、
とりあえず設定してみても全然ピンとこないんですよ。
だからやる気もでない。
なんでかなーとずっと思っていたんですが、
仕事から帰って来て部屋でウトウトしてる時にふと気が付きました。
「自分が幸せを感じる、あるいはリラックスできることを基準に目指したい未来を決めればいいのであって、力んでもっともらしい目標設定なんてしたところでやる気が続くはずがない。だって、それは自分にとって幸せではないんだから。」ってことに。
まぁ、そんな話です。